和田純登場!
今回はYゼミナール時代からの友人で音楽仲間でもある”古文の和田純”こと和田純一先生との対談です
和田さん、久しぶりだね~
ジェイさん、お久しぶりです。シンガポールに行かれてから、すっかりご無沙汰ですけど、お元気でしょうか? こちらは相変わらずですね。
The Formatの企画に二つ返事でOKしてくれて感謝してます
こういう機会を設けていただけて、感謝です。ジェイさんと久しぶりに話すので、いろいろと昔のことを思い出していました。
我々が初めてあったのはいつ頃だったっけ。。もう20年くらいになるかな。
ジェイさんとはじめてお会いしたのが、20年近くも前、1999年の春でしたね。
20世紀だね(笑)代々木の校舎?
その年に河合塾から代ゼミに移籍してきて、たしか代々木と池袋でご一緒したと思います。僕はその年は、代々木2日+池袋・柏・町田各1日という日程で、朝から晩まで講義した記憶があります。
4箇所も校舎回ってたの?
河合の時は、こんなにめいっぱい授業をしていなかったので、毎日が死ぬ思いでしたよ
(笑)
KからYへの移籍
和田さん、K塾から移って来たんだよね。
なぜ、河合から代ゼミへ移籍したのかについては、話せば長くなりますが、ひとことで言うと「刺激を求めて」ですかね(笑)
ははは、確かにYゼミは刺激的だから、確かに。自分は他の大手予備校に出講したことないので違いがよくわからないんだけど、K塾はそんなに違うの?
河合は予備校でありながら、塾的な集団指導体制が中途半端にできあがっているところなので、そこそこ授業評価を出していればずっといられる感じのところです。予備校講師本来の、個人への業務委託という感じではなく、「チーム河合」で何事もやるというところですね。
Kでは個人の才覚が生かせない?
いわゆるカリスマ講師を作って、そのカリスマに頼るのではなく、みんなで仕事をシェアしてやりましょうという体制ですね。
中学や高校の様な感じだね
テキストも模試も、みんなでチームを作って合議制で分担する。確かにテキストや模試のクオリティは高いけど、その分個性がないというか、冒険がしにくい。講習会も職員のアドバイスがベースになりますから、血眼になって自分の講座に誘導する必要もないし、動員についての評価もあまりないなどなど・・・。
Yとは全く違うなあ。でも和田さん、そこではトップを張っていた講師だったのに辞めてしまった理由は?
まあ、あのまま河合にいたらいろんな意味で楽できたと思いますね。一応、トップを走る専任講師でしたから。だけど、ふと思ったのは、「このままここにいていいのか?」という疑問。先が見えちゃったんですね。それはちょっとつまらんなと。現役講師を辞めた時に、本当にやり残したことはないといえるか?と思った時に、「これではだめだ」と思って、まあ、賭けに出たわけです。狭い河合の中での濃密な人間関係も、ちょっときつくなってきたし。この世界にだけいて終わるのは、ちょっと納得できないなと。とにかく世界を広げたいと思って飛び出たわけです。
なるほど、興味ふかいな。これは対談の続きやらなきゃね
和田純一・・・現在、『学びネット』鉄人講師634、元河合塾、代々木ゼミナール古文講師
和田純一先生の最近の著作